極楽禅寺Gokurakuzen-ji Temple
寺宝・名所
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本堂
中央須弥壇に、本尊 阿弥陀如来(鎌倉時代作)を、奥の位牌堂に聖観世音菩薩(平安時代末期作)をお祠りしています。江戸時代初期に再建された本堂には、曽我蕭白の襖絵、兆殿司による開山金山禅師の頂相が伝えられていましたが、明治45年5月、鳥がくわえて運んだ線香を当時草葺であった屋根に落としたことにより全焼し、現在の本堂は大正10年4月に従来と全く同様に復元されたものです。
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山門
元禄年間に建立。城崎町の指定文化財です。平成3年に全面解体修理がなされ、二階には観世音菩薩をお祠りしています。
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清閑庭
枯山水式石庭です。本堂手前は京都白川の砂に鞍馬の赤石を、前方の黒砂部分は吉野の青石が配置され、中の白砂は「心」字、苔の山は、大海に浮かぶ亀島、鶴島、三尊仏をかたどっています。本堂左横は、裏山にかけて「寒霞庭」、右横は沢庵禅師も愛でられた「山月庭」です。
沿革
寺伝によれば、応永(1394年 – 1427年)の頃に金山明昶(きんざんみょうしょう)と呼ばれる禅師が開基(創設)したと伝わる。後に衰退の一途を辿るが、江戸時代初頭に沢庵禅師により復興されました。慶安(1648年 – 1651年)の頃には、杉原 豊岡藩主から寺領の寄進を受けるなど厚く保護され現在に至っています。
尚、寺の本堂は焼失に伴い再建された物であり、1983年(昭和58年)5月4日、山門が城崎町(当時)の指定文化財に指定された。
拝観のご案内
現在の情報
- 公開期間
- 無休
- 拝観休止日
- なし
- 拝観時間
- 8:00 ~ 18:00
- ご連絡先
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- 電話番号 / FAX
- TEL 0796-32-2326
行事案内
現在の情報
年間行事
1月1日 | 修正会 |
3月15日 | 涅槃講 |
3月18日 | 観音講 |
3月22日 | お彼岸法話会 |
5月8日 | 花まつり |
8月1日 | 施餓鬼法要 |
10月18日 | 楽寿観音祭り |
11月5日 | 達磨講 |
12月13日 | 開山忌 |
12月31日 | 除夜の鐘をつく会 |