数珠巡礼

メニュ

桂林寺Keirin-ji Temple

 


曹洞宗中本山であり、七堂伽藍を有する寺院。
関ヶ原の戦いに際し6世住持の大渓は田辺城に籠城した細川幽斎を支援し、その功績に対し仏涅槃図や梵鐘が細川家から寄進された。

当寺院のさげわたし数珠玉

寺宝・名所

  • 絹本著色仏涅槃図

    室町時代。 京都府指定文化財。

  • 石灯籠

    鎌倉時代。 国認定重要美術品

  • 十一面観音菩薩立像(大観音)

    京都市の仏師 松本明慶 師が2010年春から4年以上の歳月をかけて制作し、2014年10月に開眼された高さ約5mに及ぶ木造観音像です。

沿革

 


天香山桂林寺は京都府舞鶴市字紺屋に境内を構えている曹洞宗の寺院です。
桂林寺の創建は不詳ですが、古墳時代の565年(欽明天皇26年)に勅願によって薬師寺(やくしじ)として創建されたのが始まりと伝えられています。また桂林寺は室町時代の1401年(応永8年)に竺翁雄仙和尚(ちくおうゆうせんおしょう)が創建したとも言われています。その後1451年(宝徳3年)に佐武ヶ獄城(さぶがたけじょう)城主・坂根修理亮(さかねしゅうりのすけ)が父・桂林院の菩提を弔う為に堂宇を建立し、寺領30石を寄進したことから寺号を桂林寺に改めたと言われています。1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いの際、桂林寺6世住持・大渓(たいけい)が丹後田辺城(たんごたなべじょう)に籠城した細川幽斎(ほそかわゆうさい・細川藤孝(ほそかわふじたか))を支援し、その後細川家から仏涅槃図・梵鐘が寄進されました。細川幽斎は二条流の歌道伝承者・三条西実枝(さんじょうにしさねき)から古今和歌集の解釈を秘伝として師から弟子に伝える古今伝授(こきんでんじゅ)を受けていたことから第107代・後陽成天皇が勅使を派遣し、講和を命じました。2001年(平成13年)に開創600年記念事業として、本堂の屋根が葺き替えられました。なお桂林寺は本尊・阿弥陀如来を安置しています。

拝観のご案内

現在の情報

公開期間
無休。
拝観休止日
なし。
拝観時間
境内自由
拝観料
無料
ご連絡先
電話番号 / FAX
TEL 0773-75-0168

行事案内

現在の情報

天香山 桂林寺 年間行事予定

1月8日大般若会
4月29日開山忌
11月5日達磨忌
毎月8日午前5時30分~午前7時坐禅会
毎月第2、第4水曜日午後2時~4時梅花講

交通案内

名称
天香山 桂林寺
所在地
〒624-0936 京都府舞鶴市字紺屋町69
交通アクセス
公共交通機関をご利用の方

JR舞鶴線「西舞鶴」駅下車 徒歩10分
丹鉄宮舞線「西舞鶴」駅下車 徒歩10分
京都交通バス「JR西舞鶴駅前」下車 徒歩10分
(4月~11月の土日祝)

お車をご利用の方

舞鶴若狭自動車道「西舞鶴IC」より約10分

駐車場
あり。無料

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